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  Akiko Fukuda (Illustrator)

Biography

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福田あき子は日本の千葉県生まれ。外で遊ぶというよりも 、物心ついた時には少女の絵ばかり描いて遊ぶ日々だった。幼少時に華やかで繊細可憐な少女を題材にした高橋真琴の絵の世界に影響を受け、10代後半にはOliveやmc Sisterといったティーン誌に夢中になる。そこには 彼女の心を高揚させるようなお洒落で美しいイメージで溢れており、漠然とではあるがファッション業界への憧れを掻き立てた。あき子は大学卒業後にアシスタントファッションバイヤーとして日本でキャリアをスタートさせる。然しながら、女性のキャリアに対する閉塞感や将来への限界や不安を感じ、2000年にニューヨークのファッション工科大学(FIT)でファッションビジネスを学ぶために渡米。一方で、デザイン科への憧れはどんどん膨らみ続け、ファッションデザイン科へ再入学。卒業後はバイヤーへの仕事へは戻らず、ファッションデザイナーとしてのキャリアをニューヨークで14年以上積むこととなる。彼女がキャリア12年目を迎えた頃、ファッションデザイナーとなったルーツは 洋服のデザインに端を発するというよりも、まぎれもなく昔に見た少女の絵や、ティーン誌で見たイメージに大きな影響を受けていることに気付く。きっかけは、2015年晩秋、休暇中に佐倉市で偶然通りかかった、幼い頃の憧れである高橋真琴展だった。ファッションデザインというものを実は美しい少女たちのイラストレーションやイメージというフィルターを通して見ていたことを、その時はっきりと確信したのである。

ファッションデザインを続けたいか迷い始め、イラストレーションをもう一度やり直そうと ペンを持ったのが2017年3月中旬。初めはファッションイラストレーションを考えていたあき子だが、表現したいテーマはトレンドやファッションがメインなのではなく、不可変的な女性の凛々として透明感のある姿や表情であることに徐々に気付く。最初の半年間はピグメントライナーで描いた白黒のスケッチ上に水彩色鉛筆やマーカーをミックスさせてカラーレンダリングを行う手法で、手描きにこだわっていた。徐々にメディアや作風に変化をつけだしたのが2017年9月である。女性の表情やバックグラウンドのモチーフはピグメントライナーで手描きをし、それをデジタルに取り込み、カラーレンダリングをコンピューターで行うことによって表現の可能性を広げる。レイヤーを重ねることや、ブラッシュエフェクトをバックグラウンドに加えることで立体感を出すプロセスを楽しむ作風を徐々に展開させている。女性の表情が絵のメインテーマである一方、女性の髪や洋服を一部透けさせて 植物などをモチーフとしたバックグラウンドと一体感を持たせているのも彼女の特徴の一部である。あき子が画に込めていこうと思うものは、昔少女心をときめかせた、女性ならではの透明感や可愛さ、美しさであり、 あき子なりの表現で現代の人々に届けていこうと考える。

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