Shion Kanzato (Photographer)

Biography

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山梨県出身 東京都在住 1994年1月生まれ 日本大学芸術学部在籍。16歳の時に周囲との感性のズレに気づき、精神科へ通院する。治療の一環として主治医に写真をすすめられ、写真を撮り始める。自分の内側を写真という形で表現し、言葉では伝えられない感情を写真に写すことで、自分の手におえないような感情を自分で整理・分析し、言葉に変換して他者に伝えることを始める。その際、グレゴリー・コルベールの写真集を目にし、アートとしての写真に興味を持ち、18歳で本格的に写真を撮り始める。作品を作る際、まず作品イメージを自分の中で構築してからモデルを探し、撮影・編集する場合と、モデルを見つけてからモデルの内面のイメージから撮影し、編集作業を行うことがある。また、作品イメージは他者の作品(音楽や小説、建築、絵画等)から影響を受けることも多い。他者の作品のどこに感動したのか、自問自答を重ね、それと似たような感情を自分ならどう作品にするか、どう撮ることができるのかを考え、作品に起こす作業を行う。撮影は常に質疑応答をしながら行う。モデルのネガティブな感情をあえて質問することによって、普段とは違うモデルそのものの素顔を撮りたいからである。編集は主にフォトショップを使用し、一回で仕上げる。その際、いきあたりばったりで編集作業をすることもある。作品を通して伝えたいことは、ネガティブな感情が必ずしも悪いことではないということ。それは誰もが当たり前に持っているものであり、だからこそ彼女のようにネガティブな感情がバイタリティーになることもあるということ。誰もが目をそらしたがっている、見るのが辛く痛いことでも、アート作品として表現することで共通認識として受け入れられることもある。そこから繋がる何かもきっとある。そして、現実も人間も、この世界に存在するもの全てが綺麗なものだけではなく、「綺麗な汚さもある」という見落としてしまいがちな当たり前を、作品を通して表現していければ幸いだと思っている。

­Joint Exhibition­

2011 in Ehime

2012 in NY(Ouchi Gallery)

2013 in Harajuku

2014 in NY(Ouchi Gallery)

­Solo Exbition­ 2015 in NY (Ouchi Gallery)