Shigeyuki Matsumoto (Calligrapher)

Biography

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松本重幸は1961年日本の九州大分県で生まれ、子供の頃から絵や字を書くことがとても好きな少年であった。彼が唯一習いごとをしたのが書道で、子供ながらに墨のにおいがとても心地良かったのを覚えている。彼はすぐに書道が好きになり、上手くなりたい一心で書道が夢中になった。社会人となった彼は、日本の社会特有の協調性・勤勉・礼儀作法などを重んじる環境や人間関係などでストレスを感じることがあり、そんな時は気を紛らすため墨を摺り筆を握ることで心を無にし精神を静めていた。その後、日本の心の文化「和の文化」に影響を受け、日本伝統の書道は日本人の精神性と深く関わりがあり影響していることに気づく。彼は日本人の心の奥底の本当の精神性「和の心」「和の精神」「和の風景」を探求し、その中で心に響き出会った言葉や文字をその時の心のおもむくままに表現している。伝統的な書道を独学で身に付け「文字」という素材を使い墨の濃淡、滲み、そして余白・空間・無を活かした表現で作品を制作している。無心に筆を運ばせた作品には彼の氣・魂が込められており、息吹を感じる表現を目指してきた作品は、まさに生き物である。日本芸術で最も美しい美は 余白・空間・無 の表現にあり、日本芸術における 空・無は絶対の美であると彼は言う。これまでの書道の枠組みにとらわれることなく独自の表現方法を求めて、自身の心・素材と対話し作風と共に彼はこれからも進化していく。

展覧会・受賞歴:

2009年

5月 大分県美術展 初出展 優秀賞

11月 初個展 (ぎゃるりーら・ぱれっと:大分市)

2011年

10月 伊勢神宮奉納書道展 金賞、献書出品

2012年

10月 伊勢神宮奉納書道展 神路山賞、献書出品

2013年

6月 第8回 アーティスト100人展(ouchi Gallery:ニューヨーク)

10月 NO LUNAR 伍人展(能楽堂:大分市)

2014年

10月 伊勢神宮奉納書道展 神路山賞、献書出品

11月 京都清水寺 書画展 展示