Narayama Furano (Painter)

Biography

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楢山ふら乃は1989年に横浜で生まれ、北海道の山々に囲まれた田舎町で育った。彼女は北国の厳しい環境と、無人の駅や人気のない通りの風景や、そこで生きる人々を見つめ続けた。10才の時に父から油絵を教わったのを切っ掛けに絵を描く事に興味を持ち、武蔵野美術大学に入学し、絵を描く道を選んだ。彼女の作風はシュールで奇妙だ。エドガー・エンデやズジスワフ・ベクシンスキー、写真家のジョエル=ピーター・ウィトキンらの、暗くも美しい作品に影響を受けている。また、幼い頃から静かな場所を好み、絵を描く以前は学校の図書室や図書館によく通っていた。そこで触れた本の中の空想の物語も、現在の制作の助けとなっている。現在は、横浜市のギャラリーで定期的に個展やグループ展に参加している。2015年からは日本の企業によるドイツでの企画展に参加するなど、海外に向けての発表に積極的に取り組みはじめている。彼女は丁寧な描写で、ほぼ一貫して異形の生物や人物を描き続けてきた。素材は主にキャンバスに油絵具を用いている。時には支持体にパネルを使うなど、より良い表現を模索している。彼女にとって、彼女自身を含めた人間は興味の尽きない題材だ。彼女は自分が感じた人の前向きな印象について絵で表そうとしている。