Monzo Watanabe (illustrator)

Biography

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小学生の時、教科書でピカソの絵を見てピカソになりたいと感じる。授業で描いた絵はすべてが地域のコンテストで受賞。ただ、山口県という地方で生まれたため、本格的なアートを学べる機会がなかった。国立徳山工業高等専門学校そこでアート建築を希望したが選考に漏れ、土木工学を卒業の後、地元の公務員として就職する。行政の仕事では、都市計画デザインの担当となり、日本で初めてとなる本物の風車の建設に従事する。基本パースを担当することで幼い時のアートへの思いが芽生え、イラストレーターを目指すようになる。当初は、名刺の裏やミスコピーにイラストを描いた。同時に子供の誕生を機に写真を撮影するようになり、写真コンテストに応募。幾らかの入賞はあったが、レベルの高いコンテストでは受賞できなかった。カメラがデジタルに変わり、パソコンを使用して、色彩を思うように変える作品を創るようになる。2010年講談社フェーマスのイラストコンテストにてコーチナ賞2位となり、副賞としてニューヨーク・ボストンアート研修に参加した。この研修でイラストレーターになる希望がアーティストになる希望へ変化する。翌年アーティストを目指すため52歳で公務員を早期退職。以後毎年様々な全国コンテストにて大賞入賞を受賞する。多くの人が、錆やひび割れ落書きなどを見て美しく思うことはない。それを、美しいと感じることから作品が生まれる。撮影データーを変換すると偶然の画像変換が驚きのバランスや色彩を生み出し、感動する。プリントしたアートに特殊なコラージュ方法によってガラスがひび割れたような変化が偶然に生じる。再び感動する。黒い部分は、漆のようになり、淡い部分は、螺鈿やガラス細工のような表現ができる。今後も多くの人が感動する作品を命ある限り、創り続けていきたい。