Katada Sakura (Painter)

Biography

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さくらは1995年に新潟で生まれる。小さなころから絵を描くことが好きで、そこにペンと紙があればすぐに落描きをする子供だった。高校、大学に進学し大人になっていくにつれて、さくらは世界が窮屈だと感じるようになる。学校を卒業したら会社に就職し、結婚をして子供を産む…。こういった生き方が日本ではテンプレートになっていて、幸せな人生であるとされている。しかし本当にそうだろうか?誰もが漠然と、このままでいいのかという不安に駆られながら、自分を騙し騙し生きているようにさくらは感じる。本当の自分がどういう人間なのか疑問を抱きながら、それでも枠組みから外れそうになることを恐れる…。男性は強く在らなければならない。女性は綺麗になろうと努力するもの。大人になったらアニメは見ない。好きになる対象は異性であるのが当然である。結婚をしなければ人生は寂しいものになる。子供を産まなければ親不孝。みんなが頑張っているのだから自分も頑張らなければいけない。大人になっても夢を追いかけるなんて現実的じゃない…。私たちは知らない間に「あたりまえ」のせいで雁字搦めになっている。この「あたりまえ」に対抗できるものはお金ではない、アートだ。自分の力で考えて、自分の生き方、幸せを見つけていいのだと、さくらは信じている。そのために彼女は絵を描き続ける。さくらが描く絵はどことなく不気味で、物憂げな印象のものが多い。人誰もが生きていく上で多かれ少なかれ不安を抱いている。その不安は見えないところへ追いやられ、じめじめとしたところで蓄積されていき、黒いヘドロのようにじわりじわりと心を浸食していく。さくらはその不安を明るいところへ取り出し、美しく、時にはおもしろおかしく飾りつけていく。そしてその不安とダンスをして、一緒に生きていく覚悟を決めた時、人は自分の人生を歩むことができる。
 

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