Eiji Sato (Sculptor)

Biography

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”一つのことを探究する、それはすべてと繋がる。これは解ったという答えではなく、移り変わっていく様を観続けること。” 彼の作品は当たり前に思っていることを掘り下げる。1967年に生まれた佐藤栄治は、幼少の頃何になりたいかと聞かれると「お金持ち」と答えたがそれに違和感を感じていた。自分は何を見て何を感じるのか、限界と可能性に興味を持ち、旅に出て、自然や人と出会い、今までの価値観を色々な角度で感じたことにより視野を広げていった。友と出会い、物事を深く掘り下げ言葉を交わし見方感じ方を培った。知人がお面が好きだというので面を作りプレゼントした時、作品と向き合い生み出すことに心踊る。2002年、知人の紹介で富山の山奥に家を借り、そこでの時間は自身と向き合う良いきっかけになった。その時に数字の1を理解しようと一つづつ考えを巡らせ腑に落ちる。その後はサラリーマンをしていたが交通事故をきっかけにアートで表現する道で生きていこうと決め、2008年造形作家として活動を始める。

個展開催 2010年「赤い糸」2011年「赤い糸のその先に」。赤い糸とは運命の相手と繋がる意味を持つ。この展示は操り人形で表現、その糸の先はすべての作品と繋がっている。無限の選択肢の中から赤い糸を手繰り寄せ、その時その一瞬そのことを感じる。その連続。空想も、頭に浮かんだものすべて、あなたと繋がる全てと繋がる赤い糸。

2013年「きのカケラ」世界の神々を骸骨にした作品展。それぞれの神々に、それぞれの信仰があり、道徳がある。それら生まれ育ち身についたものごとの捉え方、感じ方自身が当たり前だと思っている価値観を突き付ける。皮を剥ぎ肉を削ぎ取る、そこに本来の姿が観えてくる。色々な切り口で、私とは世界とはどういうことなのか、その根本を観る作品づくりをしている。