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  Eiji Yasumori (Painter)

Biography

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安森栄司は日本の福岡に生まれる。彼は幼い頃病弱で家の中で絵を描く事が唯一の楽しみであった。そもそも、彼が絵を好きになった理由は幼い頃に観たテレビアニメ「フランダースの犬」に影響され、お話しのラストシーンで教会に飾られた神秘的なルーベンスの絵が、現在彼が描くファンタジーの世界へと繋がる。彼は福岡にある九州産業大学芸術学部で芸術の基礎を学び、卒業後グラッフィックデザイナーとして広告業界で様々な案件をこなし、実践的なスキルを高め表現の幅を広げる。その後フリーランスとなりデザインだけでなく仕事の幅を拡大させ、現在はイラストを専門に仕事を続ける傍ら、オリジナル作品を多数産みだし続けている。彼の描く世界は人々が幼い頃一度は想像した事がある、妖精、女神、天使、人魚
などの想像上の者であり、誰が見ても分かる題材をモチーフにしている。彼の絵の特徴はデザイナー時代に培ってきた色の使い方やレイアウト力を活かしている点にある。グラデーションを多用するなど色彩を意識した表現は幼い頃から親しんできたアニメーションの影響であろう。一見すればまるでリキテックスや油絵のような画材で描いているように見えるが、パソコンモニターを通しタブレットを使ったデジタルアートである。それは現実と夢の世界が互いに溶け合った彼独自のファンタジーワールドが画面いっぱいに拡がっている。彼の作品に対する思いは、過去の巨匠が残した素晴らしい作品から滲み出てくるオーラを再構築する事であり、この殺伐とした世界に一服の安息を、観ている人全ての人々に届ける事である。