Catherine. G (Mixed Media)

Biography

English | Japanese

Catherine・Gは東京で生まれ、ごく平凡な日常を過ごし育った。学校の授業以外で絵を描くことは特になかったが、彼女の中では常に映像やイメージが存在していた。彼女が幼い頃から大切にしているのは、自分自身との対話である。1日の出来事を思い起こしながら、自分の日常を映像化していく。一瞬一瞬の感情を切り取り、浮かんだイメージを鮮明に分析することで、自分自身の悩みが解決され、心が癒されて笑顔になっていくのである。彼女は、頭の中で常に絵を描き続けていたのである。彼女は音楽と向き合う時間も大切にしていた。音楽を聴いて、歌詞を読み込み歌い、浮かんだイメージを旅する。何度も繰り返していくうちに、音楽が自分を温かく見守ってくれる大切な存在になっていた。音楽に救われ、心が癒された経験をした彼女は、いつか自分自身も沢山の笑顔に繋げる表現をしたいと思った。しかし、その想いは叶わぬものだと心にしまったまま月日が過ぎていた。2013年2月、彼女は表現をはじめた。「自分自身の生き方が自分の顔をつくる」という言葉を聞いたのがきっかけである。その言葉を聞いた時、彼女は後悔しない生き方、人のせいにしない生き方をしたいと思った。だから、彼女は描きはじめた。表現することを諦めたくなかったからだ。彼女の頭の中の映像やイメージは、彼女にとっては平凡な日常であるが、人々にとっては非日常の世界である。だから彼女が作り出す作品は、どこか現実的で不思議なメルヘンファンタジーである。例えば、東京で至る所に存在する自動販売機一つを例にとって見てみよう。彼女にとって、自動販売機は人々を心地良い距離感で見守ってくれる友達のような存在に見える。そして、自動販売機の中はまるで宇宙が存在し、生きものがいるかのように見える。彼女は、自分自身との対話の中で浮かんだ映像やイメージから、絵や物語を作り込んでいく。彼女の作品に登場する生き物達は、どこか人々の面影をみることができる。彼女は言う、不思議な生き物を多く描く理由は、人を描くとその人の人生を閉じ込めてしまう気がするからだという。彼女が描く世界は、ジャンルに捕らわれることはない。彼女は頭の中の映像やイメージを具現化する為に、様々な方法を取り入れ、時に物語や絵を連動させる。常に日常にアンテナをはって、興味のあることに素直にチャレンジし表現するのが彼女のアートである。彼女の夢は、彼女のアートを通して人々の笑顔に繋げていくことである。現在、彼女は個展を2回、グループ展を2回経験している。そして、彼女は夢を叶える為に描き続けている。その創作意欲は衰えることはない。